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2010年12月13日(月)更新

1対Nコミュニケーション(ブログ&ツィッター)の怖さ

ブログとツイッター。
私も、知人から勧められてやっております。
ブログは、2年ぐらい。ツイッターは3カ月ほどですか。

自分がやり出して、他の方の様子を観ていると、びっくりするぐらい積極的に発信される方がいるのに驚きます。ブログの毎日更新は当たり前。毎日どころか一日に何回か更新されることも。ツイッターは「自分の生活の実況中継」の如くだとか「なんでもかんでも評論」の如く、ありとあらゆる自説を発信の方だとか。『個性』はこんなところにも出るんだと感心しております。

ひょんなところから、私たち夫婦が知り合いになった方がいました。
愛想も良く、明るい感じの人で、私は、妻に「あの方、ええ人やなぁ~」なんてことを言っておりましたが、これがまたひょんなところからその人がブログをやっていることが分かりました。

「へぇ~、いろいろと書いてはるんやね」 ここまでは良かったのですが、その方の驚くほどの記述(毎日執筆)の中に、私どもに関係する記述がありました。好意的な記述ならよかったのですが、「なぜ○○なのか。私なら・・・するのに」このような記述がされているのを見てびっくりしてしまいました。

ちなみに、私どもは考えに考えて、そうせざるを得ないという結論でやっていたことでした。こちらから見ますと、いかにも勝手な論評でした。私どもだけでなく、私どもの知り合いのことも論評していました。後日、妻が、その方にお会いすることがあったのですが、そのブログの記事は知っておられて、ご立腹でした。(「そりゃそ~だろうな」と感じさせるような内容だったのです)

私たち夫婦がツイッターをはじめてから何日か経ったある日、妻が「お父さん、大変よ」とビックリ顔。えらいものですね。この方がツイッターをやっているのを発見してしまいました。ここで驚き。この方、莫大なつぶやきです。癖というのは怖いものですね。ここでも何でも書いていました。自分の身の上のこと、あることに対する考え方なども沢山書くのですが、見る人がみたら分かるような特定された人物のことも論評付きで書いてしまっていました。

 この方に好意的な方も何人かはいるようですが、声無き声の否定的な方もいることでしょう。(自分がこんな風に書かれているのを知ったらきっと好意的ではいられないでしょう)

 1対Nのコミュニケーションの怖さを感じさされました。

 1は「自分」、Nは多数の見知らぬ方々。
 Nは好意的にもなり、そうでなくなるときもある。

知らぬ間に、自分では悪気はなくても、人を不快にして、あるいは、傷つけてしまうこともあるかも知れません。この方は知らぬ間に敵をつくり出している可能性があります。少なくとも、私はもう「ええ人やなぁ~」とは言わなくなりました。

(度々例に出して恐縮ですが)
この方は、mixiもやっているそうです(何でも書くので当方は分かるのです(^^;)が、mixiのように誰が読むかが分かっているこの世界ならいいのでしょうが、不特定多数が読む可能性のある場所での発信としては危険この上ありません。

深い知り合いの方でもありませんが、この便利なITを駆使したコミュニケーションの時代に忘れてはならない大事なことを教えてくれる貴重な人ではあります。





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〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺3-4-24
Tel 0797(62)8900  Fax 0797(62)8900
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2010年12月08日(水)更新

1円を稼ぐ大変さを忘れちゃいけませんね!

今年の7月から本格的に始めた弊社の新事業。
弊社ではイキワク事業と名付けております。

 雑貨カフェ つばめ軽食店

おかげ様で、リピーターのお客様もできはじめ、徐々にご愛顧いただきだしたのかな、と感じはじめております。

お客様の喜ぶ様子や声を聞かせていただくのはオーナー冥利に尽きます。
ホント嬉しいものです。

この新事業を通じて、ものすごいことを改めて勉強させていただいております。

 それは「1円を稼ぐことの大変さ」。

飲食業、雑貨屋さんは、仕入れをして加工(料理)をして、販売して利潤を上げます。私がやっておりますコンサルや研修と言う仕事は、研鑽を積んだり、必要な資料を買ったりとある程度のコストはかかりますが、驚異の粗利率であるのは、間違いないところです。そんな身の上にとっては、この新事業の粗利率と金額というのは驚きでした。(頭では分かっていたつもりですが、実感は違いますね)

 1円、10円、100円 利潤を上げるのがどれだけ大変か。

コンサルタント(俗に言うプロコン)や士業の人間、「先生」と呼んでもらえる稼業の人間は、ホント気をつけないといけませんね。

決して安くはないFeeを当たり前のこととして受け取っていたら、人間おかしくなります。クライアント様が血の出るような想いをして支払ってくださる金額に見合う価値を提供できているかどうか、これを真摯に考えなければなりません。

一昨年のリーマンショック以来の経済環境の激変は、コンサル&研修業界にも大きな打撃を与え続けています。

仕事の確保に大した苦労もせずに、結構な額のFeeを当たり前にようにもらい続けていたらと思うとぞっとします。独立当初の謙虚さが消えて、どこかでとんでもない奴に変貌していたことでしょう。

この不況の中でもコンサル、研修をご依頼いただくクライアント様には感謝感謝です。おかげ様で弊社は継続できていますし、新しい事業にも取り組まさせていただいております。

 「人間、自分勝手にえろうなってはいけませんね」

経営者業10年目、まだまだいろいろ勉強させてもらっております。
今年はキツイ年でしたが、大事なことを深く勉強できたいい一年でした。

こりゃ、来年は大飛躍だぜ!と、ここは勝手にポジティブシンキングしております(笑)





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2010年12月05日(日)更新

結果を出せる方程式

教育研修講師の仕事は有難いことに、全国のいろいろな企業さんに伺わせてもらうことができます。そこは、どこをとっても講師にとっても学びの宝庫でもあるのです。

思い出深い話は数々あるのですが、その中でも、昨年まで足掛け3年、中堅リーダー社員研修をお手伝いさせて頂いた、とある企業さん(世界的な電子メーカーさんです)は、今でも私に大きな学びをくださっています。

 ◇ その会社さんが大切にしておられること

   それは、一つの方程式で表されています。

   人生・仕事の成果 = 考え方 × 熱意 × 能力

掛け算ですから、どれか一つの要素がゼロなら、全てゼロ!となります。

もう一つ注目は、「考え方」には、マイナスもあり得るということ。そうであれば、熱意と能力が有るほどマイナスの成果となるという訳です。

企図したことがうまく進まない時、この方程式を思い出して、自己チェックをしております。熱意を失わず、必要な能力を磨きあげ、そして、ネガティブな考えに陥らないようにすることです。

自分と言う存在は常にチェックしていないと、すぐに成果の出ない方向に流れてしまうところがあります。気をつけねばなりません。




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2010年12月04日(土)更新

社長、嫌われたっていいじゃない

先日、家内と長男が喧嘩をしまして、長男が家を出ていってしまいました。
(家出と言っても、祖父母のところへ行ってますので、心配はないのですが)

人材開発やらビジネスコミュニケーションのコンサルタントをしていて甚だ面目ないのですが、血縁関係にあったら、なかなかこのテーマ難しいものです。血が入ると、どうにも感情のコントロールがうまくいかず、どうもいけません。実践のリアルな苦労をしているとどうぞ笑ってやってください。

喧嘩の原因は、長男の将来のことを案ずるが故にといったところですので、そのうち時が解決してくれるだろうと思っております。親子が、たまには本音でぶつかるのも良いでしょう(ちょっと今回は激しかったですが・・・)。

血縁者であっても意思疎通は大変なのに、赤の他人が集まっての会社組織。こりゃもっと大変になるはずです。ベンチャー・中小企業の経営者の多くは、人のこと、中でもその定着に悩んでおります。「これは!」と目を付け、入社してもらった社員に辞められることほど辛いものはありません。今は不況で、静かですが、好況になると怖いのは人材の流動化現象です。社員というのは案外簡単に会社を辞めてしまえるものです。社長はそうはいきませんが。

コンサルタントの立場で関わっていても、顔見知りの社員さんが去ってゆくというのは、大きな辛さがありました。

辞めて行く社員さんは、なんだかんだ綺麗事を言ってていても、会社の将来性に見切りをつけているということですし、社長と職業生活を送ることを嫌だと決定したことに他なりません。私の立場ではコンサルのあんたがいても何も変わらんでしょ、とも取れます。これはショックです。社長の心中を察するに気の毒過ぎるぐらいです。(ここまで社員の生活をどれだけ支えたというのか)

ベンチャー・中小企業の場合、会社=社長ですから、社長個人への不信任案可決ということになります。キツイ言い方ですが、現実はこんなものです。
 
 生活の不安を与える待遇ではないということでしたら、
 社員にすれば、最後は、「好きか・嫌いか」というのが判断の基準となります。

「好き・嫌い」というのは、言い換えれば、価値観の合致でもあります。「社長の考え方」を好きと言えるかどうかとも言えます。

大企業は経営トップも管理者も変わります。中小企業は経営トップは不変です。
大企業は仕組みで社員を定着させることが可能ですが、中小企業は社長の魅力で定着させるものです。

 「何があっても社長に付いて行きます!」こんな事を言ってくれる社員は宝物ですが、その気持ちを継続させることがなんとも至難の技です。

先日、歌手のシルヴィアさんが亡くなられました。「別れても好きな人」は名曲でしたが、経営人事の観点からは「別れたら次の人」です。

下手に、社員に気に入られるために、コロコロと自分の考えを変える社長さん。余計に大変なことになりますぞ。社員に辞められても、「道が違うんだ」と余り落ち込まずに、前を向いて次の展開を考えてください。経営を止める訳にはいきません。あなたが歩むと決めた道を突き進むのみです。

今日はちょっと社長の応援歌を書いてみたくなりました。




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2010年11月30日(火)更新

フォローアップ研修の効用

研修にはフォローアップ付きとそうでないものがあります。

ほとんどの研修が、1回やり切りで終わるパターンが多いのですが、1回実施で終わるのではなく、ある期間経過後にもう1回実施するもの。これがフォローアップ付きというものです。(1回じゃなく複数回という場合もあります)

企業さんにとっては、費用も時間も大変なのですが、研修講師としては、ぜひぜひお勧めのパターンでもあります。

例えば、課長や係長研修で、コミュニケーションや問題解決を学んだとします。「では、皆さん頑張ってくださいね~♪」で終わるのも良いのですが、事情が許すなら、この研修の学んだことをもとに、実践する課題を設定してもらう。ココで終わるパターンもあるのですが、ここからさらにステップを重ねて、○カ月経過後に実践結果の報告をしてもらう。これが、フォローアップ研修の主な内容です。

この実践体験から学ぶことがホント沢山あるのです。実際の苦労話を聞くこと、これがその会社さん独自の活きたノウハウになるのです。講師がいうのもなんなのですが、このプロセスがあると、机上の空論的な理解には絶対成りません。知識が実践できる知恵に転換するとでも言っちゃいましょうか。

人が育つかどうかは、育てる側の熱意と「粘り」で決まります。

宝塚サラリーマンブログには、そんな関連記事を載せてあります。
よろしければお立ち寄りください。




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