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2011年02月14日(月)更新

教育は新幹線ではなく各駅停車で

先日の祝日だったか、テレビを観ていて、小中高生の学習塾・岡田塾の塾長さんが、

「教育は新幹線ではなく、各駅停車で」とインタビューに応えているのを目にしました。

最近の教育研修現場でよく言われていることに「即戦力化」「即強化」があります。昨今の厳しい経済情勢の下、余裕の無い企業様のご事情はよく分かります。

ホントは、コストを考えれば、教育研修をやめたいところだが、将来の為に苦労をしてでも実施される中で、すぐに効果を出さねばならないというのがその背景実情です。

その為に、プロとして全力でお手伝いをするのが私どもなのですが、塾長さんの言葉通りに、細かくステップを積み重ねながら、時間をかけながらでないと、教育できないものがあるのも確かです。

その会社で大切にしている「経営理念」「社是」「基本方針」「行動指針」このようなものは、その最たるものでしょう。深い熟練の問われる技能もそれに当たりますね。

前回の記事で、私は即効性の「専門薬」を!なんて話をしましたが、片や、じわじわ効く「漢方薬」を使うことも必要です。そして、たとえ時間はかかろうとも必要なステップを積み重ねさせる勇気も、時と場合によれば持たなければなりません。

改めて、教育研修の奥深さを感じております。お客様の実情に応じたいちばん適正なものを処方できるかどうか、そこに私どもの存在価値があります。これからもさらに精進、精進です!

2011年02月07日(月)更新

求められるのは「軟膏」よりも「専門薬」

久しぶりのブログです。

最近の教育研修・コンサル業界を取り巻く環境。あくまでも自分の見聞範囲を基にしておりますが、強く感じる傾向として、

あきらかにクライアント様たる企業・団体さんは、「軟膏」より「専門薬」を求めていますね。幕の内弁当のように「まぁ、必要なおかずは入っていますね」型の研修も基礎固めという点では、有効なのですが、これは、所謂「軟膏」型。とりあえず塗っておいてねの対処。(注:軟膏の効用を軽視している訳ではありません)

たとえば、風邪に効く薬~と総合的なものではなく、(あらゆる全ての症状に効くというのは難しい)

「咳が出る」 「喉が痛い」 「声が枯れる」 「熱を下げたい」など、今、困っている症状に必ず効く薬。こんなのが求められているようです。

総合感冒薬ではなく、咳の薬、喉の薬、声枯れの薬、熱下げの薬ということですね。

限定的であっても、困っている問題に必ず効くもの。これです、求められているのは。

改めて、こういうポイントに立ち帰って、自らの戦略課題を洗い直しています。


先日読んだ名言集にこんなことが書かれていました。

 「コンサルタントとは、時計を取り上げておいて、何時か教えてくれる人」

私の立場では笑えません。こんな人には決してなりたくないと思っています。

「役立ってこそ生ける甲斐」です。

2011年01月19日(水)更新

呼んでいただける嬉しさと有難さ

○年ぶり、○回目の出場。
いや、今回は高校野球・甲子園の話ではありません。研修講師の仕事場風景のお話。

昨日、中堅社員合宿研修を終えて帰って来ました。

今回のクライアント様、実は5年ぶりのお手伝いです。
企業研修の仕事と言うのは、企業様からのご依頼を受けてスタートします。実施して評価をいただければ、またご依頼をいただいて(所謂リピートというものです)続いていくのですが、これは未来永劫という訳ではありません。クライアント様のご事情は時間の経過と共に変化する訳で、それに伴って当然、どこかで終わりと言いますか一区切りを付ける時がやって来ます。

昨日のクライアント様もそうなっていたのですが、5年の時を経て、またお呼びいただいたのでした。

 「門脇先生は元気なのかな。また、お願いができないかな」とおっしゃってくださったのです。

「覚えていてくださった」ことが、何より嬉しく有難いです。

「再会」というのは、こんなに心を温めてくれるものなんですね。
そして、「信頼」を継続して持ち続けていただいていたということが、私にとっては途方もなく大きな喜びでありました。

人と人の心の結び付きを感じれる時、人生は豊かになりますね。





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2011年01月16日(日)更新

時には「仕方ない」も必要

昨日の土曜に、雑貨の店をしている経営者同士で打ち合わせ兼いろんな話ができる機会がありました。

思い通りにいかないときに「なぜ?」「なぜ?」と考えるのも大事だけど、「仕方ない」と考えてみるのも大事ということを共感し合いました。

特に、人がらみの問題の時、急に辞められた時など経営者は自分を責めがちです。再発防止のための原因究明と対策という点ではそれも必要なのですが、出口の無い迷路に入り込んでしまうこともあります。そんな時は、ある程度で止めて、「仕方ない(関西弁で、しゃあないやん)」と切り替えて、これからをどうするかにエネルギーを使う方が生産的なものです。

人の問題に限らず、自分ではどうにもならない思いがけない事が経営には襲って来ます。受け入れに大きな苦労をしながらも「仕方ないな」とはねのけることも時には、必要です。経営者は粘りも大事だけど、切り替えも大事ということですね。

妻もようやくほぼ復調し、雑貨カフェは今週よりぼちぼち再開。私が主管の教育研修事業の活動も本格的にはじまりました。夫婦二人、体を壊さんように加速してまいります。




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2011年01月11日(火)更新

気づかぬ間のオーバーペースに要注意

新年を迎えて、「さぁ、今年もがんばるぞ!」と気合いを入れてスタートを切った今月の五日のこと。妻が動けなくなってしまいました。その後、どうにかもうじき仕事復帰できそうな小康状態にはなったのですが、この一週間ホント大変でした。

夫婦二人で、一つづつの主管事業を持ち、総務経理は妻に任せていた典型的な中小零細企業でありましたから、一人が戦列を離れるだけでその影響の大きさはとんでもないものだと痛感させられました。

昨年来、本社の移転、事務所の統合、新しい事業の立ち上げと運営と、矢継ぎ早にやりたいこと、やるべきことを突っ走りながらやっていたのですが、気づかぬ間に疲れが蓄積していたようです。

気づかぬ間のオーバーペース。それを緩和解消せずに、溜め続けるといつかは爆発してしまいます。今まで幸運にも健康夫婦で来た我々ですが、これからは、「自分の体を常にメンテナンスする」という感覚と行動を大切にしなければならないねと、話し合いました。

創業当時、「自営業は体が資本」と諸先輩によく言われたことが身に沁みます。

「自分は大丈夫だ」という「過信」をしないことですね。




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