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2010年11月12日(金)更新

『リーダー社員錬成講座』第12話 フォロワーにフォローしてもらうために

リーダー社員はやみくもに動いちゃいけないなんて事を前回の記事で申しました。当たり前のことながら、もう一つ付け加えますと、フォロワーにフォローしてもらってこそリーダーです。

フォローしてもらうためには、フォロワーに「フォローしていけば、いい事ありそうだな」と感じさせることです。ことに、会社生活の場合は、ズバリこのリーダーと一緒に仕事をすると成果が上げられるということを実感させることに尽きます。

リーダーが考えに考えて打ち出す「課題」が、フォロワーにとって、なんとか困難を克服し、成果を上げれそうなものだと思わせないといけません。

フォロワーは、リーダーに「可能性」を求めるものです。

このリーダーだと、なんとかなりそうだな~。フォロワーのこの判定はシビアなものです。とは言っても、フォロワー(部下)の立場で人事異動を申し立てる訳にもいかないので、内心、不満と不安を抱えながらも我慢はしているのですが、フルパワーで活躍してくれるのは難しくなります。

あいつなら、「なんとかしてくれそう~」こんな人物に育ってもらうことが、リーダー社員錬成の王道であります。

質の高い「課題」をつくる力と、可能性をフォロワーに十二分に伝える力(これは課題の共有力でもあります)。
この2つの力がリーダー社員の両輪となります。

「何かやってくれそうだ」こんなことを思わせる社員って、いいですね!

ここにきて、頻繁に出て来た「課題」という言葉。
次回より深堀りしていきますね。



かどわきの個人ブログ ☆宝塚サラリーマン道場
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