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2010年11月25日(木)更新
『リーダー社員錬成講座』14 全ては認識からはじまる
おんなじものを見ていても、人によってどう捉えるかは違うものなんですよね。
例えば、こんな光景~
お客さんから問い合わせを受けて、あたふたしている新人営業マンを見て、
A主任は、「あんなことも答えられないなんて教育システムがなっちゃいないな」
B主任は、「課長も、もっとめんどうみてやれよう~」
C主任は、「もっと時間をつくって教えてやらないといけないな」
この三人は、同じ光景を目にしても、意味づけの仕方が違っています。
ある事象を意味づけすることを、別名「認識」と呼びます。
これら三様の認識の仕方、
Aは、評論家的
Bは、人の責任=他責思考
Cは、自分の役割として捉える=自責思考
と、こう名付けちゃいます。
リーダーに必要な認識の態度は、「自分が源」の自責思考スタイルです。
自責といっても、なんでも自分が背負い込んでやるということではありません。
自分が発火点となって、上司はじめ周りを巻き込んでいくということです。
リーダーは、まずは自分が動くということから始めないといけません。
自分が動くための認識をして、問題を発見し、何をやるかの具体的な課題に換えていかないといけないのです。
それにしても、クールな評論家タイプも困りますね。こういう人は、すぐに「会社が・・・」「会社が・・・」と言うんです。大抵、そんな時には、この「会社」には、この人は入っていません(笑)。自分も所属している会社なのにね。
他責タイプも困りますね。気にはしているのですが、なんだかんだ言っても、人のせいです。不満だけ提示して、あとは他力本願です。少しは、自分で汗をかきなさいと言ってやりたくなる人です。
天は自ら助く者を助くです。
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