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2010年09月16日(木)更新

人事は経営の難所

新しい幹事長が決まり、民主党の役員人事だ、組閣だと、政権を担う人事問題が世間を騒がせております。


「仕事を進める上で、最適な人材が、最適な立場でやればいいじゃないか」とは誰でも思うところなのですが、これがなかなか難しい。


人事の問題は、政治の場面のみならず、経営現場にも付き纏うものです。


人間は感情の生き物、どうしても事を左右してしまうのが、「好き嫌い」の問題。
社長は「適材適所だ」と胸を張るものの、社員からは、「ありゃ、なんだかんだ言っても好き嫌いだぜ」とは、私もよく目にした光景でもあります。


周囲が認める公正な人事と言うのもまた難しいもの。


社長の社員からの信頼の源泉は「なんだかんだ言っても社長は自分たちのことをよく見て(理解して)くれている」です。


好き嫌いは横に置いておいて、あくまでも仕事を進める能力を持っているかで、
任命ができるか。人事権を持つ人にはそんなことが求められています。


今までの付き合いの限りでは、大嫌いな人だ。でも、この仕事をするには一番できる人だ。その人を中心にチームを組んで大成果を上げる。選ばれた人は、選ばれた限りはと、悪感情は横に置き、己を透明にして、最高のチームワークを発揮する。


これこそ最高の組織開発です!こんなことをたくさん実現するサポートをしたいと思っております。



デキル社長は人事が上手い。


さて、菅さんの人事手腕はいかに!? 注目ですね。



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