大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


裁判員と人事考課者

投稿日時:2010/09/19(日) 15:19rss

先週は押尾学被告の裁判のニュースでワイドショーは持ち切りでしたね。 今回のこの裁判、裁判員制度が有効に機能するのかが問われる場となっていたのが興味深いところでした。

先入観を排し、客観的な正確な事実で判断することができるのかが、各裁判員の方々には求められていました。

実は、このことは、企業人事の観点からは、大いに参考になるものです。 特に、人事考課の場面においては尚更なのです。

人事考課は、あくまでも考課の対象期間中の成果と行動について行われるものです。そこに先入観の存在は必要ありません。

人事考課者は、感情的になってはいけないのですが、ついつい「あいつはできる奴だ」「あれは、駄目だから」と最初から強い決めつけ、思い込みをしてしまうということがよく見受けられます。

「先入観」という罠というものでしょうか。 最初に結論ありき、というのはおかしいことなのです。

とはいえ、人間は感情の生き物。感情があるからこそ人間らしいのも確か。

言うは易し、行うは難し。

裁判員と人事考課者には共通点があるとはいえ、やっぱり裁判員はもっと大変です。私はまだその任にあたったことはないのですが、大変さは良く想像できます。

http://clearmine.exblog.jp

トラックバック一覧

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

「よりよく ほっこりと 心豊かに」を大切に ~人がイキイキと輝くお手伝い~ 人材開発に関するコンサルティングと教育研修事業に励んでおります。

詳細へ

個人プロフィール

1963年、兵庫県生まれ。大学卒業後、民間企業5社(うち1社出向)に勤務。情報システム開発、営業、販売促進、総務、採用・教育、人事企画などの業務経験を経て、独立開業。現在は、人材活性化のコンサルティングと講演研修に日本全国を駆け回っています。新入社員から中堅社員、管理者から経営者まで、様々な階...

詳細へ

<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

コメント一覧