人を育てる人を育てます!クリアマインかどわきの日記です。 | 経営者会報 (社長ブログ)
人材開発の車窓から~いろんな会社でいろんな研修、出会いと学びそして感動!
- ブログトップ
- 新着イベント・ニュース
- 『リーダー社員錬成講座』16 ピンと来る力をつけさせるためには
『リーダー社員錬成講座』16 ピンと来る力をつけさせるためには
認識する力を高めるには、ピンと来る力をつけさせること。
とはいえ、どうやってその力をつけさせるか、これが問題です。
答えはいたって簡単でして、体験させて経験を積ませることです。
ただし、経験から何を感じるべきかのガイドは必要です。
ただ単に、「何事も経験やぁ~」で放りだすのはリーダー社員候補を混乱させるだけです。体で感じないと分からないことが人間多いものです。
明治の軍人と昭和の軍人を比べての表現で、上手いこと言うなぁというのに出会ったことがあります。
明治の軍人さん(特に上層部の方々)は、若い時から実戦を積み重ねて、戦というものがどういうものかを肌感覚で知っていたと言います。言うなれば、「塩」の味をしょっぱいと実感で知っていたと。
昭和の軍人さんは、陸軍大学校を代表とした教室教育中心での育成。実戦よりも机上の勉強で学んでいったと。所謂学校秀才型ですね。「塩」の味は、知識としては知っているという感じですね。
日露戦争は、どう終わらすかを最初から考えながら始めた戦争、太平洋戦争は、終着を考えずに始めた戦争とも言われております。明治の指導者たちは、超現実的リアル主義だった訳です。これは、経験からの生きた認識から来ています。バーチャル体験のみでは、現実の不確定で、常時変動する環境には太刀打ちできないのです。
ちょっと横道に逸れましたが、会社のリーダー社員も同じです。「塩」の味を実際に知っている必要があります。
「おかしいなぁ。ビジネススクールではこれで良かったのだけど・・・」なんてことを現場で、頻繁に言われては困りますもんね。
指導育成をする側としては、どのタイミングで、どういう体験をさせるか、体験後に何を理解してもらうのか、これらを総合的に考えた働きかけが必要となるのです。
戦略的で、計画的な体験プログラム~ これが、リーダー社員養成の鍵となります。
- 経営陣は現場管理職とのガチミーティングを! [02/22]
- 教育は新幹線ではなく各駅停車で [02/14]
- 求められるのは「軟膏」よりも「専門薬」 [02/07]
- 呼んでいただける嬉しさと有難さ [01/19]
- 時には「仕方ない」も必要 [01/16]
- 気づかぬ間のオーバーペースに要注意 [01/11]
- 『妻と最期の十日間』を読んで [01/04]
- ストレスを溜めないために [01/02]
- 「龍馬」を待つのは、やめよう [12/30]
- M1グランプリde学べる人事考課 [12/27]
- 神戸警部補が教えてくれたこと [12/25]
- お一人50円でご縁つなぎができるなんて [12/24]
- 誰にも文句を言われない怖さ [12/21]
- 企業の品格は不採用通知に表れる [12/19]
- サラリーマン受難益々(定年まで勤められない時代) [12/18]
- 続 (実録)1対Nコミュニケーションの怖さ [12/16]
- 婦女暴行容疑と報道されて・・・ [12/14]
- 1対Nコミュニケーション(ブログ&ツィッター)の怖さ [12/13]
- 1円を稼ぐ大変さを忘れちゃいけませんね! [12/08]
- 結果を出せる方程式 [12/05]
コメント一覧
- :門脇竜一[01/11]
- 『妻と最期の十日間』を読んで
- コメントありがとうございました。 井寄さま...
- :いよりなみ[01/04]
- 『妻と最期の十日間』を読んで
- 書籍のタイトルは『 』で書いていただけると...
- :門脇 竜一[12/14]
- 1対Nコミュニケーション(ブログ&ツィッター)の怖さ
- 原さま コメントありがとうございます。 原さま...
- :原 守男[12/14]
- 1対Nコミュニケーション(ブログ&ツィッター)の怖さ
- 怖いですね 門脇様 原です 僕もブログを始めて6ヶ月目になります。...
- :門脇竜一[10/15]
- 『リーダー社員錬成講座』第3話 給料払う立場から考える
- いよりさん はじめまして 井寄さま...
コメント